僕には子供の頃からの夢がありました。
それは、
キャンピングカーに乗ること。
キャンピングカー特有のあの膨らみを見るたびに憧れの気持ちを抱いていました。
一体車内はどんな風になっているんだろう?
どんな乗り心地なんだろう?
でもキャンピングカーを持っている人なんてそうそういません。
結局乗ることがないまま大人になってしまいました。
ある日何気なく『キャンピングカー レンタル 』で検索すると、なんと北海道にもたくさんの業者があることを発見!
「農作業が一段落する11月にレンタルしてみよう!」と決心しました。
女の人でも、キャンピングカーに憧れはあると思います。
私は、昔ジャニーズの番組でABC-Zの5人がキャンピングカーでオーストラリアを旅行していたのを見てキャンピングカーに乗りたいなぁと思っていました。
だから、ショーゴが「キャンピングカーで旅行しよう」と言った時はすぐに賛成しました。
キャンピングカーの相場を知る
まずは業者を一通り調べて相場を把握することから始めました。
キャンピングカーにはシーズンというのがあり、時期によって値段が変わるということがわかりました。
車種よりも、シーズンによる値段の差の方が一番大きいようです。
この時期(11月 オフシーズン)ならだいたいどの業者も24時間あたり20000円〜30000円ほどでした。
(北海道ノマドレンタカーより)
※シーズンの定義と料金は業者ごとに違います。
業者とキャンピングカー選び
業者間で値段がそれほど変わらないので、レンタル可能な日程と車種から業者を選ぶことにしました。
今回僕は一つ心に決めていたことがあります。
1番新しい高級なキャンピングカーに乗る!
多少値段が張っても、とにかく最新・最高のキャンピングカーに乗りたい。
ということで、車種から見ていたところ、ZIL520(ジル520)というキャンピングカーが高級で新しいモデルだということがわかりました。
ZIL520を所有している業者を調べると、「北海道ノマドレンタカー」という業者が見つかったので、早速予約しました。
予約して仮押さえ→入金(クレジット払い)→確定
という流れで、全て出発の5日ほど前に決まりました。
金額とレンタル期間
最終的な金額は
・11月2日(木)12:00〜11月3日(金) 12:00の24時間で基本料金が25,550円
・免責保証の保険料が2日分で9,000円(任意)
・寝具セットのクリーニング代が1000円(必須)
消費税込みで38,340円でした。
保険以外は一切オプションをつけませんでした。
業者の方に会ったときに言われましたが、2人で1泊2日というレンタル期間はものすごくもったいない使い方だそうです。
他のお客さんは平均して4日から5日はレンタルして旅行に行くようです。
10万円〜15万円ほどかかっても5人いれば金額は3万円くらいになりますから、かなりお得ですね。
でも、そんなことはどうでもいいんです。
僕はただただ、
キャンピングカーに乗りたいだけ
なんです。
配車当日!
ついに配車の日。
札幌の郊外の事務所で受け取りました。
キャンピングカーがずらり。
キャンピングカーは普通のレンタカーとは違い、装備が複雑なので講習を受ける必要があります。
この講習は30分〜1時間ほどかかりますので、少しでも時間を節約したい方は、予定時間よりも早めに受け取りにいくのがいいと思います。
いよいよ夢のキャンピングカーの車内へ!
車内の様子
まずここで靴を脱ぎます。
「キャンピングカーでは靴を脱ぐ」ということも知りませんでした。
とにかく収納が多い!
5人乗りというだけあって、2人なら車内はすごく広く感じます。
電源も充実しています。コンセントが3箇所以上ありました。
テレビは今回はついていませんでした。
ベッド
ベッドの数にも驚きです。
①二段ベッド
②運転席の上のベッド(2人〜3人が寝られる)
展開するとこうなります。
③テーブルを倒して作るベッドの3箇所です。
気になる寝心地ですが、カプセルホテルで寝られる人なら十分快適に寝られます。
僕たちはどこでも寝られるタイプなのですごく快適でした。
ただ、ヒーターをつけて寝ているとやっぱりかなり乾燥してくるので朝起きた時に喉が痛くなります。
寒い時期のキャンピングカーは寝るときにマスクをするか、加湿器を使うなどして乾燥を防ぐ必要があると思いました。
キッチン
キッチンはガスコンロが2口もあります。
冷蔵庫も容量十分です。
トイレとシャワー
トイレとシャワーは完全に一体型の超ユニットバスです。
シャワーを使うと壁も鏡も全部びしょ濡れになりますが、全く問題ないそうです。
気になるトイレの後始末ですが、使った後に専用の洗剤を流すと脱臭ができる上に大便も分解されるみたいです。
汚水が溜まって来たら、外の排水口があるところに車を留めて水を捨てるそうです。
僕たちは掃除が面倒臭いので水回りは一切使いませんでした(笑)
バッテリーについて
ZIL520はバッテリーが3つあり、一晩充電なしでヒーターを付けっ放しにしていても全く心配ないそうです。
もちろん走っているうちにバッテリーは充電されていきます。
運転席
運転席はとても広くシートもふかふかで快適そのもでした。
オーディオは自分の音楽プレーヤーを繋ぐこともできるのでよかったです。
大音量で好きな音楽を聴けるのは嬉しいですよね。
運転してみて気づいたこと
よかったこと
・車高が高くて窓が大きいので景色が良いです
・サスペンションがすごく効いているので、見た目以上に小回りがしやすい
・車高や車幅といった車両感覚はほぼ2tダンプと同じなので、運転しやすかったです
注意が必要なこと
・車体のサスペンションが効いていてかなりふわふわするので簡単にハンドルが取られます
・制動距離が普通の車に比べてかなり長いので、高速で走っている時は車間距離を十分に空けないと急ブレーキをかけた時に止まりきれません
後ろの乗り心地は?
後ろの席に乗ってみた感想は、走っているときは本当に電車と変わらないくらい快適でした。
高速道路を走っているときの方がブレーキがかかることが少ないので楽でした。
でも普通の道を走っているときは信号や曲がるときに揺れが大きいのでシートベルトをしていないと気持ち悪くなります。
走りながらベッドで寝ているときは揺れは少しありましたが快適に寝られました。
逆に揺れがちょうど良く眠くさせてくれます。
まとめ
今回はキャンピングカーのレンタルの相場や、車内の様子について紹介しました。
旅行の様子はこちらの【旅行編】に詳しくまとめました。
キャンピングカーが走り出したとき、ここ何年かで1番テンションが上がりました。
このテンションを味わえただけでも40,000円の価値は十分あったと思います。
人生で一度はキャンピングカーに乗って損はないと思います!
ぜひみなさんにも体験してほしいです。