
11月19日、いよいよ札幌にも本格的に雪が降りました。
朝起きたらもうこんな景色だったわけです。
寒くなるとは言われていましたが、いきなりこれとはさすがは北海道先輩。
覚悟はしていましたが、まさかこんなに早く試されることになるとは。
というわけで、初雪が降ったという報告だけではつまらないので、今回は北海道生まれの僕が北海道の冬について解説したいと思います。
そもそも冬が長い!
北海道の冬はとにかく長いんです。
僕の主観ですが、北海道の四季をグラフにしてみました。
10月下旬からは日中の最高気温が10度ほどになります。
東京ならもう冬の気温です。
ここから徐々に冬に入っていきます。
初雪もこのくらいの時期に観測されますが、半分雨のような雪なのであまり雪という認識はありませんし、すぐ溶けるのでそれほど困ることはありません。
初雪が観測されたら、そろそろスタッドレスタイヤにしようかなという人も多いのではないでしょうか。
ほとんどの山がこの時期には冠雪します。
<冠雪した羊蹄山>
自転車に乗れない
北海道に住んでいて昔から一番嫌だったのが10月くらいから自転車に乗れなくなることです。
雪が積もる12月はもちろんアウトですが、10月下旬からはもう寒すぎて乗るのがイヤになります(笑)
大学から東京に住むようになって一番のカルチャーショックは「1年中自転車に乗れる!」ということでした。
こうしてみると、1年の半分近くも自転車に乗れないんですね。
冬の農家は何をしているの?
よくこんな質問をされます。
冬に畑が使えない北海道の農家は、冬の間は除雪車に乗ったり、スキーのインストラクターをやったりする人が多いです。
農家で働く女性は、水産会社の加工場やスーパー、リゾート地でパートをしたりしている人が多いようです。
僕の町は世界的に有名なニセコがある地域なので、父や弟はスキー場でインストラクターをして稼いでいます。
ケンミンショーなどで使い倒されたネタだとは思いますが、北海道の多くの学校(小中高)では体育の授業でスキーが年に3~4回あります。
雪道の歩き方
最後に、万が一冬の北海道に来てしまったときのために、雪道の歩き方をレクチャーしたいと思います。
寒い日の道路は本当にツルツルです。
僕も毎年のように転びますし、今まで大きな怪我をしなかったのが不思議なくらいです。
転ばないようにするためには、まずツルツルの道を避けることが大切です。
↓こういうフカフカの道や、
氷がザクザクの道はほとんど滑りません。
どうしてもツルツルの道を歩かないといけないときはすり足気味に歩くといいと思います。
転んでしまった時に手をつけるように手袋もしておくと安心ですね。
まとめ
北海道の冬の厳しさがわかっていただけたでしょうか?
その代わり夏の猛暑が2週間くらいしかないのが救いですが(笑)
猛暑と極寒、皆さんはどちらがいいでしょうか?
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