煽るようなタイトルですみません。
このフレーズをどこかで使ってみたいとずっと思っていたので、強引に放り込みました。
今日は、僕がロシアにこれまで3週間ほど滞在して気づいた、ロシアに関する29の小ネタをご紹介します。
この記事を読んだ皆様に、ロシアの独特な空気感を感じていただければ嬉しいです。
お店・サービス
まずは、ロシアのお店やサービスについて気になったことです。
①24時間営業の店が多い
最近の日本では24時間がどんどん減っていますが、モスクワはカフェさえも24時間でやっているお店が多いです。
②花屋がめちゃ多い
ロシアには、花屋さんが至るところにあります。
モスクワなら、1区画のうち必ずどこかに花屋があるというくらいです。
しかも、24時間営業の花屋も珍しくありません。
リュー曰く、ロシア人の男は「花とお酒を一緒に渡すとエッチをさせてもらえる」という概念を持っているそうです。
全く意味がわかません。
③薬局もめちゃ多い
ロシアでは、小さい薬局が花屋よりさらに多く点在しています。
「薬局、スーパー、薬局」という並びの道もよく見ます。
しかも、マツモトキヨシのようなドラッグストアではなく、本当に薬しか売っていないタイプのやつです。
④マクドナルドはあまり多くない
モスクワや、他のいくつかの都市に行きましたが、マクドナルドは少なかったです。
ロシアでの発音は「マクドナルズ」でした。
⑤でもケンタッキーがかなり多い
その代わり、ケンタッキーの店舗がものすごく多かったです。
チキンが1ピース100円くらいでした。
⑥自販機はたまにあるが、ダイドーだけ
なんとダイドーがシェア100%です。
日本でもおなじみの飲み物がロシアでも売られています。
⑦そんな自販機が、たまに盗まれる
“自販機の商品を”ではありません。
自販機ごと持って行きます。
⑧「まとめ買いがお得」という概念がない
スーパーの肉売り場でこんな表を見たのを覚えています。
150gで100ルーブル
300gで200ルーブル
450gで300ルーブル
というような表が至るところに。
レストランでもこんな表を多く見かけます。
値段が変わらないなら書かなくてもいいのに(笑)
大きければ大きいほど割引というような習慣が全くありません。
交通
次は、ロシアの交通について気がついたことです。
⑨地下鉄の駅のエスカレーターがとんでもなく長い
モスクワで最初に度肝を抜かれたのは、このエスカレーターの長さです。
あまりに長かったので時間を計ったら、2分ほどかかっていました。
その代わり、あまり歩かなくていいというメリットがあります。
➉地下鉄の駅は世界一おしゃれ
伝統的なデザインを取り入れていて、駅がとてつもなくおしゃれです。
⑪ただし車両は古くて汚い
ボロボロだし、隙間が至るところにあるので走行中の「ゴーーーー」っていう音が車内にずっと入ってきます。
走行中の車内はまともに話せないくらいうるさいです。
⑫地下鉄のダイヤは存在しない
ダイヤらしきものは存在しません。
あることはあるのかもしれませんが、乗客が時刻表を見られることはありません。
⑬その代わりものすごく頻繁に来る
でも、ものすごく頻繁に電車が来るので、僕はモスクワで3分以上待たされた記憶がありません。
⑭信じられないくらいボロボロの車が走っている
日本ならとっくに廃車レベルの車が当たり前のように走っています。
⑮そのボロボロの車はだいたいLADA
LADAというロシア車があり、ボロボロの車はもれなくそのメーカーです。
⑯タクシーの運転が荒すぎる
こちらの記事で詳細を書いていますが、タクシーの運転は本当にひどいです(笑)
酔い止めが欠かせません。
⑰モスクワの気候は北海道並み
2月に行った時は極寒を想定していましたが、気温は意外にも0度〜マイナス5度くらいがほとんどで、積雪も少なくて歩きやすかったです。
⑱ただし、たまにありえないほど寒い日がある
油断していると、-30度とかの寒さがやってきます。
ロシア人編
短めですが、ロシア人そのものについてです。
⑲だれもあの帽子かぶってない
この帽子です。
「ロシア人はみんなかぶってる」って思いますよね??
警察や警備員意外で、これをかぶっているロシア人は全くいませんでした。
勝手にがっかりしてしまいました(笑)
⑳みんなほとんど英語が喋れない
いかにも英語を喋れそうな外見をしていますが、モスクワでさえ英語を喋れる人がほとんどいませんでした。
お店などでロシア語がわからないのがバレると、露骨に嫌な顔をされます(笑)
㉑美人は確かに多い
※写真はプーチンの娘
噂通り、顔立ちの整った女性が本当に多かったです。
佐々木希みたいな目がクリックリの女の人がよく歩いていたりします。
㉒イケメンは少ない
美女の多さとは対照的に、イケメンは全然いないのに驚きました。
こういうタイプのイケメンや、
こういう美しいイケメンも
全然見かけませんでした。
㉓意外とみんな背が高くない
これがかなり意外だったんですが、ロシア人の平均した身長はあまり大きくありませんでした。
たまに2mくらいある人とすれ違ったりはしますが、平均で言えばアメリカ人の方がはるかに背が高いと思います。
ロシア人のルックスについては、こちらの記事で詳しく書いています。
食事編
最後は、ロシアの食文化について思ったことです。
㉔マヨネーズ好きすぎ
ロシア人は本当にマヨネーズが好きです。
スーパーには、マヨネーズだけの棚があったりします。
なんと1人あたりマヨネーズ消費量がぶっちぎりで世界一だそうです。
㉕いろんなものを漬物にする
リューの実家では、キュウリの漬物(これはピクルスなので珍しくはありませんが)、キャベツ、トマトの漬物などをおばあちゃんが作ってくれました。
味はだいたいピクルスと同じです。
日本の漬物は塩味が強いですが、ロシアの漬物は酸味が非常に強いです。
㉖ピロシキがほとんどどこにも売っていない
ロシア料理の定番メニュー、ピロシキですがお店で見かけることはほとんどありません。
ロシア人の認識では、「わざわざ買って食べるものではない」そうです。
㉗ロシア料理はだいたい美味しい
日本人に馴染みのない食材と調味料をほとんど使わないので、味は結構オーソドックスです。
素材も日本のスーパーで売っていないようなものはほとんどありません。
㉘何にでもサワークリームをつける
せっかく美味しいのに、サワークリームが台無しにします(笑)
日本人にとっての醤油やポン酢のような感覚でサワークリームをつけます。
㉙キャビアはめちゃ高い
この中で一番高いキャビアは約28000円です。
これは、モスクワ中心部の一ヶ月の家賃くらいだそうです。
キャビアが高いのか、モスクワの家賃が安いのかわかりません(笑)
ざっくりしたまとめ
以上、ロシアでの小ネタ集でした。
ざっくりとまとめますと、ロシアは僕にとって、
“ツッコミどころ満載の愛すべき国”
です。
ロシアに限らず、日本人にとって馴染みのない文化圏に行くと全てが刺激的で、見たもの全てに感動できます。
結論
ロシアで過ごしてみて、やっぱり日本は恵まれた国だとしみじみ思います。