
10月の北海道は銃のエゾシカ猟が解禁になります。
この季節、僕の町では天気がいい日は朝から銃声が聞こえてきます(笑)
そんなある日、近所で銃をやっている農家のおっさん(吉幾三 似)がやって来て言いました。
「お前シカ食うか?」
※イメージ
僕の町(北海道の共和町)では、害獣である鹿を駆除すると一頭あたり8000円が町から支払われるそうです。
農作業がひと段落したこの時期、おっさんは小遣い稼ぎにシカを駆除しているそうです。
唐突な質問にびっくりしましたが、「食べる」と答えるとすぐに鹿の肉を持って来てくれました。
早速食べてみた
これはほんの一部で多分3キロくらいありました。
さすがに3キロはムリなので知り合いに分けたりして結果1キロほど残りました。
ビーフシチューやタタキ風などいろいろな料理にして食べてみました。
感想は・・・
うまい!!
完全に火を入れてしまうと少し硬めの牛肉のような感じになってしまうので、ミディアムレアくらいが一番美味しいと思います。
味は牛のサガリ(ハラミ)を濃くしたような感じです。
サガリ特有の臭みが苦手な人は、ちゃんと下処理をした肉を食べないときっと不味く感じると思います。

私も鹿の肉を食べてみました!
鹿の肉を食べたのは実は初めてじゃありませんでした。
東京に住んでいた時にサンシャイン池袋のレストランで食べたことがあります。
でもレストランが豪華すぎて味は覚えていませんw
今回ちゃんと鹿を食べてみて、普通に美味しいと思いました。
ロシア人も鹿を食べるの?
ロシアでも鹿は食べることができますけど、鹿の肉は珍しいので私はロシアでは食べたことはありません。
アジア系のロシア人は馬の肉はよく食べると友達から聞いたことがあります。
北海道の田舎は野生動物がいっぱいいる
北海道の田舎では、都会ではまず見られない野生動物がそこら中にいます。
このシカを食べた数日後には道路を横切る野生のオス鹿に出くわしました(レア度高め)
夏はアライグマが罠にかかったり、野生のキタキツネが畑に出没したりします。
(罠にかかったアライグマ。外来生物なので役場に届けないといけない)
そして数年に一回くらい、人里に下りて来たクマが銃で仕留められたりとかなりワイルドです。
みなさんも、もし機会があればぜひ鹿肉や熊肉を食べてみてください!
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