4台でミュウツーレイド勝利!対策ポケモンと攻略法は?


ついにミュウツー登場!

ポケモンGOのレイドバトルに、これまでEXレイド限定だった「ミュウツー」がついに登場しました!
ポケモン屈指の人気キャラの登場で、おそらくポケモンGOは過去最高潮の盛り上がりを見せているのではないでしょうか。


そんな中、僕はガチ勢の悲願「1人ミュウツー撃破」についに成功しました!

僕の持っている3台のスマホ、そして嫁の1台を合わせて4台のスマホを持ち、早朝に1人でミュウツーに挑み、そして掴んだ勝利。

今はその興奮冷めやらぬ状態で一気に記事を書き上げています。
これから約1ヶ月続くミュウツーとの戦いを一人でも多くのプレーヤーの方に楽しんでいただきたいと思って、今日はその攻略法をご紹介します。

はじめに

この記事はミュウツーを4台で撃破するための細かすぎるほどのテクニックを解説しています。
ポケモンGOをやったことがない人はもちろん、やっているほとんどの人を置き去りにしてしまうほどマニアックなので、心して読んでください。

もちろんミュウツー以外でも使える、”少人数で強いレイドボスを撃破するためのテクニック”もたくさん書いてありますので、そういったプレーヤーの方にはきっと役に立つと思います。


<3台のスマホを持ってのレイドバトル>

今回の振り返り


まずは、今回僕が勝利したバトルを振り返ることから始めてみたいと思います。

天候は雨。
つまり「でんきタイプ」「みずタイプ」「むしタイプ」の技が強くなります(威力が20%UP)。
そして相手のミュウツーの技はでんきタイプの「10まんボルト」

1戦目。

敗 北

何の作戦もなく挑んだ結果、無念のタイムアップ。
惜しいように見えますが、実はここから倒すにはあと15秒〜20秒は必要です。

2戦目。

しっかりとポケモンを強化、わざを調整して再挑戦しました。


<メインアカウントと嫁のアカウント>

この48体のポケモンで挑みました。
JenniferAnistonはバンギラスの強化の途中でアメが足りなくなり、止むを得ずライコウを投入しました。

いわ・あくタイプのバンギラスにとっては雨はなんのメリットもなく、ミュウツーにとっては「10まんボルト」が強化される有利な状況でした。
ひたすらノーガードで4台のスマホを連打し続け、「やっぱりムリだったか」とあきらめた残り時間3秒ほどでミュウツーがガクっと崩れ落ちました。

勝 利

本当に紙一重の勝利です。

・このバンギラスたちの技は、ミュウツー1はすべて「かみつく・かみくだく」
・ミュウツー2は「うちおとす・かみくだく」でした。
・2度目の全滅が起こったアカウントは、「おすすめバトルパーティ」のまま3度目に突入しました。
(この理由はのちほど解説します)
・この4アカウントの仲良し度はこの時はすべて「親友」でした。

翌日、このアカウント同士がすべて「大親友」になったところで何回かミュウツーと戦った結果がこちらです。

初対戦でミュウツーはかなり強いという印象を持っていましたが、相手にブーストがかかっていなければ楽勝でした。
「天気と技によっては4台なら結構余裕で倒せる」というのが正直な感想です。

準備編

まず、ミュウツーにとっての「少人数」ですが、僕はスマホ3台〜6台だと思っています。
この準備編では、そのそれぞれのアカウントでどのような準備をすればいいかを解説します。

推奨トレーナーレベルは36以上!

今回のミュウツー対策の主役は「バンギラス」です。

そしてバンギラスをCP3200くらいまで強化したものをたくさん揃えるというのが、作戦の核になります。

バンギラスはトレーナーレベルが33あればCP3200程度には強化できるんですが、
現実的にはバンギラスを12体以上持っていて、12体を強化できるほど砂とアメを持っている人ならほとんどの場合トレーナーレベルは高いと思います。

MAX強化は少なくてもいい!

MAX強化個体(だいたいCP3600以上)のバンギラスの数はそれほど重要ではないと思っています。


<育成中のバンギラスとMAX強化のバンギラス>

今回は、僕のメインアカウントだけがMAX強化バンギラスが中心という状態ですが、他の3アカウントのほとんどのバンギラスがCP3200程度の強化にとどまっています。

バンギラスはCP3150くらいから強化による上がり幅が小さくなっていきます。

そこからはアメと砂のコストが膨らんでいくので、理想はCP3400くらいなんですが、まずはCP3200程度のバンギラスを12体揃えるところから始めて、それからまんべんなく12体を強化していくのがいいかと思います。

個体値にはあまりこだわらなくていい!

「93%以上の高個体値のバンギラスが少なくて・・・」など、個体値を気にする方も多いかもしれません。
でも、この戦法では個体値にはあまりこだわる必要はないと思っています。

もちろん強いに越したことはありませんが、個体値は70%あれば十分だと思います。
そのバンギラスをCP3200程度まで鍛えて12体揃えるだけです。

これは、レベル38以上までやり込んだ人であれば結構簡単にクリアできるのではないでしょうか。

わざを最適化しよう

強化が完了したら、次はバンギラスの技の設定です。
ミュウツー対策に一番おすすめなのが、「かみつく・かみくだく」のバンギラス、いわゆる「かみかみバンギ」というやつです。

エスパータイプのミュウツーの弱点を突ける組み合わせなので、「かみくだく」は必須です。
わざマシンを湯水のように使って、「かみくだく」を引き当てましょう。

「うちおとす」のバンギラスも使える!

僕たちはフリーザーなどの伝説3鳥やルギア・ホウオウにそなえて岩タイプの「うちおとす」を覚えたそこそこ強いバンギラスを6体ずつ作っています。

今回はミュウツーにそなえて大量のバンギラスが必要だったため、やむをえずそのバンギラスたちのわざを「ストーンエッジ」から「かみくだく」に変更しましたが、意外とその6体もまともな戦力になりました。

というのも「かみくだく」は3ゲージ技で、なおかつミュウツーの攻撃の威力が高いため、ゲージがすぐに溜まります。
だから「かみくだく」を撃っている間にまたゲージがたまるという感じで、わざ1が影響を与えるダメージの差はごくわずかです。

「うちおとす」をわざわざ「かみつく」に変えるのはあまりにも勿体無いので間違って変更しないように気をつけてください!
(「うちおとす」はコミュニティデイ限定わざなので復活できません)

3つ目のパーティはお好みで

二度目の全滅が起こった後のために用意しておくパーティはお好みで構わないと思います。
攻撃力の高い「シャドーボール」を覚えたミュウツーや、ミュウツーに効く技を持っているポケモンを適度に強化したものが3匹くらいいれば十分です。
ノーガードでやりあっても5分間で18匹倒されることはまずないからです。

そして、この3つ目のパーティは使われないこともよくあります。
その理由はのちほど解説します。

ポケモンの準備は完了!

CP3200前後のバンギラスは12体用意できましたか?
そして、技は変更できましたか?

12体もいると、よく1匹だけまだ「だいもんじ」を覚えたままというようなミスが起こります(笑)
このミスが勝敗を決めることもあるので、しっかりチェックしましょう。

バンギラスを12体持っていなくても大丈夫!

「バンギラスを12体も持っていない・・・」という方もまだ諦めないでください!

全滅後に6匹のパーティを「げんきのかたまり」で回復させ、素早く復帰するという戦法ももちろん有効です。

もちろん2パーティ目を即投入する戦法に比べると遅く、10秒以上のタイムロスは生まれますが、「サイコキネシス」や「かえんほうしゃ」の低難易度のミュウツーであれば十分に勝つことができます。


<全滅後に回復させた場合と、12体用意しておいた場合の比較>

ミュウツーに関係のないバトルパーティは全て消しておく

全滅後の再入場の時のタイムロスの要素を最大限まで減らしておきたいからです。

5パーティ作れますが、スマホが重くなってくるとパーティ移動のスライドが遅くなるので5パーティ分の移動はかなりのタイムロスを招きます。
ミュウツー対策用のパーティはせいぜい3つが上限だと思いますので、ギリギリのバトルをする人は絞っておきましょう。

充電しながらバトルをしない!

充電ケーブルは必ず外しましょう。

充電しながらのポケモンGOはスマホが熱くなって画面の処理が重くなってきます。
処理が重くなると、画面へのタッチが正確に読み取られず、ゲージ技を発動しにくくなるという問題が発生します。

「かみくだく」は発動回数が多い技(3ゲージ)なのでこれが致命的なロスになります。
これはギリギリのレイドバトルでは絶対に起こしたくありません。

重くなったスマホは充電をやめてすぐには回復しないこともあるのでレイド開始3分以上前には充電をやめる方がいいと思います。

仲良し度とアタックボーナス

少人数のバトルでは、そのアカウント同士の「仲良し度」はかなり重要な要素です。
仲良し度によりアタックボーナスがあり、自分のポケモンの攻撃力は変化します。

レイドグループの中に1人でも大親友がいると、自分のポケモンの攻撃力が1.1倍になります。

大親友になるのはなかなか大変ですが、せめて「仲良し」くらいの状態にはしておきたいですね。

バトル編

いよいよミュウツーとのバトルです。
ここからは、レイドバトルに入る瞬間からラスト数秒までの大事なテクニックを解説します。

ミュウツーの技を見極めよう

普通のポケモンと同じく、レイドボスも技1と技2を持っています。
技2はいわば必殺技のような感じです。
今回実装されたミュウツーは、なんと技2を5種類も持っています(普通は3種類)。

・サイコキネシス(エスパー)
・かえんほうしゃ(ほのお)
・れいとうビーム(こおり)
・10まんボルト(でんき)
・きあいだま(かくとう)

技はサイコキネシスから弱い順に並べています。
この中からランダムで1つの技が選ばれます。

そして相手の技2が何なのかは、「おすすめバトルパーティ」を見ることでだいたいわかります。

サイコキネシス→バンギラス、メタグロス
かえんほうしゃ→バンギラス、カイオーガ
れいとうビーム→カイオーガ、パルシェン
10まんボルト→ゴローニャ、サイドン、グラードン
きあいだま→ゲンガー、ルギア 

といったように、その技に耐性のあるポケモンが自動的に選ばれますので、最初に1アカウントをバトルに入らせて相手の技を確かめましょう。

「きあいだま」は諦める!

「きあいだま」持ちのミュウツーだというのがわかったら、4人での撃破は諦めたほうがいいかもしれません。

きあいだまはかくとうタイプの技ですので、きあいだま持ちのミュウツーには「ルギア」などのエスパータイプやひこうタイプ、「ゲンガー」などゴーストタイプのポケモンが選ばれます。

そしてきあいだまはミュウツーの天敵である今回の主役バンギラスを一撃で倒します。
避けても一撃で死んでバグになります。(いわゆる”避けバグ”)

きあいだまを持っている時点でバンギラスが役に立たなくなり、トレーナーレベル40のガチ勢であっても普通程度のガチでは4人の撃破はほぼ不可能になります。

つい先日YouTubeで日本人プレーヤーが3人で、強化ゲンガーを12体揃えて「きあいだま」のミュウツーを撃破する動画を見ました。
3人ともポケモンを10万匹以上捕まえているほどの超ガチ勢でした。

そんな超ガチ勢が揃ってやっと倒せるくらいの桁違いの難易度を持つのが「きあいだま」のミュウツーです。

全滅後の入れ替えが一番大切!

バトルが始まったら、ノーガードでひたすら連打するだけなので何も難しいことはありません。
そして、2分〜3分ほどで全滅します。
(サイコキネシスはバンギラスなら全滅しないことも多い)

ギリギリのレイドバトルで一番大切なのがこの、「全滅後の入れ替え」です。

ここをミスなくできるかどうかがタイムに大きく作用してきます。
「早くやろう」というよりは、「ミスをしない」という意識が大切です。

間違えて「おすすめバトルパーティ」や、すでに全滅したパーティで突入してしまうと、その時点で負けが確定してしまうほどの致命的なタイムロスになることもあります。

強いミュウツーを相手にした時に全滅後のパーティ選びを間違えたら、そのバトルはやめて最初からやり直したほうがいいかもしれません。

残り150秒台の段階で黄色くならなかったらほぼ負け!

レイドバトルは実質290秒以下だと思ってください。

開始時の”GO”のタイムロスと(GOが消えるまで攻撃がスタートしない仕様)、相手に勝てない場合はラスト6秒くらいでレイドバトルが打ち切られる仕様があり、300秒フルに使えると思ってはいけません。
この仕様はポケモンGOにアップデートが入って改善されるかもしれませんが、あまり期待はできません。

ほとんどの人は、最初に一番強いポケモンたちを持ってきて後半のポケモンはだんだん弱くなっていきます。

ですので、前半の150秒台の段階で半分削れていなければ、後半戦は絶望的です。
たまに後半になるとラストスパートで連打の勢いが上がって驚異の巻き返しが起こることもありますが(笑)

僕たちがいつも伝説レイドで目安にしているのが
・残り160秒までに黄色にする
・残り80秒までに赤色にする
という感覚です。


<確実に勝てるペース>

そして、残り150秒までに黄色にできなければ確実に勝てないので、バトルをギブアップするようにしています。
そうやって勝てないバトルには早めに見切りをつけて、回復アイテムを節約します。

2度目の全滅が起こったら

天候ブーストなどによりミュウツーの技2が強力な場合、2度目の全滅が起こることもあります。

その場合の第3陣は残り時間を見て判断しましょう。

例えば、残り30秒以下なら時間の節約のために「おすすめバトルパーティ」のまま入ってしまう方がいいと思います。

残り30秒の段階でバトルパーティをスライドしようとすると、スマホが熱くなっている可能性も高くスライドのミスが起こりやすくなり、タイムロスを招きます。
すると、最適なポケモンを選んで与えることができたダメージよりも、入れ替えにかかったタイムロスの損失の方が上回ってしまうため、最後の最後のひと押しができなかったりします。

せっかく5分近くスマホを連打したのに、「あと数秒あれば・・・」という負け方をする一番の原因がこの”バトルパーティの入れ替え時のモタつき”です。
この数秒の差を埋める要素は「ポケモンを強化しておくこと」よりも「全滅後にすばやく復帰する」ことの方が大きいと僕は思っています。

ラスト数秒を左右するのが全滅後の素早い復帰です。

まとめ

①バンギラスを12体用意する!(6体でも可。「げんきのかたまり」が必須)
②ミュウツーの技が「きあいだま」だったら諦める!
③バトル中は全滅後の入れ替えが一番大切!
④充電しながらバトルをしない!


これでミュウツーのレイド攻略の全てのテクニックの解説を終わります。
ミュウツー攻略に関して、ここまで細かい解説をした記事はないかもしれません。

この記事を読んで、今まで少人数でのミュウツーレイドを諦めていたプレーヤーの皆さんが1人でも多くミュウツーに挑戦し、倒せることを願っています。

僕に限らず、ミュウツーはすべてのポケモントレーナーにとって憧れのポケモンであり、特別なポケモンだと思います。
10月23日までの期間中にぜひミュウツーを撃破しまくってください!


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